全身の神経診察をひととおり行う場合の手順の一例です。
手順
座位で検査を始め、途中立ち上がってもらい、最後に臥位での検査を行う流れです。各Stepの間にメモをとる時間を確保できます。MMTの評価は専門性が高く、優先度も低いので、ここでは省略しています。
Step1 座位
脳神経(II〜XII)、上肢Barre、小脳の評価を行います。
Step2 立位
立ち上がってもらい、立位の保持、Romberg徴候、歩様、tandem gait などを評価します。
Step3 臥位
仰臥位で横になってもらい、下肢Mingazzini、小脳、筋トーヌス、感覚、反射を評価します。
コメント