内科

ステロイド全身投与時の注意点

教科書的な副作用はさまざまだが、病棟管理の側面から整理してみる。感染(結核、HBV、HCV、PCP/PJP)内分泌(血糖、脂質)骨目消化性潰瘍対応する項目感染スクリーニング結核:T-SPOTHBV:HBsAg、HBsAb、HBcAb、必要な...
内科

心不全の慢性期の治療

心不全で入院した患者の全死亡率は約20%。退院できても、27-29%が1年以内に再入院し、入院者の4年生存率は49%とされており、心不全は予後不良の疾患です。その定義とステージ、治療薬について、日本循環器学会・日本心不全学会合同ガイドライン...
内科

感染関連糸球体腎炎

感染症に関連する糸球体腎炎としては、古典的には小児の溶連菌感染後に発症する溶連菌感染後急性糸球体腎炎 (acute post-streptococcal glomerulonephritis, APSGN) が有名です。近年、高齢者で溶連菌...
内科

好酸球増多への対応

アレルギーや寄生虫感染で上昇することで知られる好酸球ですが、極端に増加した場合には、好酸球それ自体が組織を傷害する可能性があります (好酸球増多の原因によらず)。無症状の健診異常から、臓器障害を伴う好酸球増多症候群 (HES) としてときに...
内科

ARDS

急性呼吸窮迫症候群 (acute respiratory distress syndrome) は、敗血症や肺炎などによる全身の炎症反応亢進により、急速に生じる肺障害です。ベルリン定義で診断し、原疾患の治療と肺保護を行います。その病態は、先...
参考文献

レジデントのための呼吸器診療最適解ーケースで読み解く考えかた・進めかた

著者中島 啓編者/監修者出版年2020書名レジデントのための呼吸器診療最適解ーケースで読み解く考えかた・進めかた出版社医学書院
内科

肺血栓塞栓症 (PE) の重症度分類と治療

PE の重症度分類と治療について、ガイドラインをもとに整理します。重症度分類PE の重症度分類。ガイドラインの表11、図9を参考に筆者作成。心停止例は V-A ECMO による ECPR を考慮します。それ以外では、ショックであれば直ちに高...
内科

オピオイド

モルヒネなどのオピオイドは、安全で、投与経路が様々あり、調節しやすく、効果が確実で、体性痛・内臓痛・神経痛いずれにも効果を期待できる鎮痛薬であり、がん性疼痛に対して世界中で用いられている (UpToDate)。基本的には緩和ケアレジデントマ...
参考文献

緩和治療薬の考え方,使い方 ver.3

著者森田達也編者/監修者出版年2021書名緩和治療薬の考え方,使い方 ver.3出版社中外医学社
内科

高血糖緊急症の治療

糖尿病性ケトアシドーシス (DKA) や高血糖高浸透圧症候群 (HHS) は糖尿病の重篤な合併症である。典型的には、DKAでは代謝性アシドーシスとケトン血症を呈し、血糖値は < 800 mg/dL (多くは 350-500 程度) である。...