内科

感染症内科

レプトスピラ

Leptospira による感染症。げっ歯類などを保有動物とする人獣共通感染症である。黄疸、出血、腎不全を伴う重症例はワイル病、軽症例は秋やみなどとも呼ばれる。4塁感染症であり、全数報告の対象である。以下、特記なき限りUpToDateの記載...
内科

頻脈への初期対応(病棟)

不安定な頻脈を除外する内科救急の原則通り、1st impression (1次ABCD評価) を確認する。ABCDに異常がある場合、呼吸困難や胸痛がある場合は不安定な頻脈と判断し、循環器 call のうえ、カルディオバージョンを考慮する。通...
救急科

腎梗塞

基本的には珍しい疾患とされており、4年間にERを受診した約25万人の患者のうち、0.007%にあたる17人のみが急性腎梗塞と診断されたと報告されている。他方、腎梗塞を尿路結石や腎盂腎炎と鑑別することは容易ではなく、見逃しや診断の遅れが生じや...
内科

血色素誘発性急性腎障害の予防(横紋筋融解症、溶血)

腎障害を防ぐため、ボリューム不足の補正と尿細管円柱形成の予防を目標として治療を行う。CK値が筋損傷の程度と相関することが知られており、腎障害リスクがあるか否かの判断にCKを用いる。CK > 5000 units/L を閾値とするが、CKがこ...
内科

喘息

ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第3版 8章 喘息/COPDの内容がほぼほぼ GINA の文書をもとに記載されているよう。GINA の文書の原文も有料だが PDF で入手できる。これらをもとにここでも記載する。喘息のコントロール状...
内科

PE・DVTの抗凝固療法

PE、DVTに対する抗凝固療法について、2025ガイドラインをもとに整理する。PE・DVTの治療の原則PTEや中枢型DVTは、重篤でなく禁忌がなければDOACを用い、最低3ヶ月治療する。末梢型DVTは経過観察する。肺血栓塞栓症ヘパリン (目...
内科

帯状疱疹の感染管理

UpToDate より整理。播種性帯状疱疹は当然に空気感染予防策が必要。それ以外の局在した帯状疱疹については、学術的には空気感染リスクはゼロではないよう。感染性のある期間病変の出現から全病変が痂皮化するまでの間、感染性があるものと判断する。...
内科

急性肝不全

定義急性肝不全:正常肝ないし肝予備能が正常と考えられる肝に肝障害が生じ、初発症状出現から8週以内に、高度の肝機能障害に基づいて PT (%) ≦ 40% ないしは PT-INR ≧ 1.5 を示すもの (今日の臨床サポート、内科レジデントの...
内科

肝酵素の異常

症状を伴う肝酵素異常を見た場合、肝疾患に固執せず、主訴を中心に全身疾患を検討する。また、微熱・倦怠感などの非特異的な症状に対しても、肝炎などの可能性を想起する。バイタルサイン異常や意識障害があれば、胆管炎や敗血症、劇症肝炎、肝不全などの可能...
内科

気管支拡張症

様々な成因(下記)により、亜区域気管支より末梢の気道が不可逆的に拡張した状態。疫学米国には35万〜50万人の成人患者がいる。60歳以上になると有病率が8〜10倍に増加する。デンマークの研究では、非喫煙者における慢性咳嗽の最大のリスク因子が気...